お話を伺った人: 株式会社 パーソナルアシスタント青空
とべこどもデイ青空
統括責任者 佐伯 恵 様
保育士スカウトを使ったきっかけは?
佐伯さん:これまで様々な求人サイトや紹介会社を利用してきましたが、思うように募集が集まらない状況でした。もともと人口が少ない町ではありますが、まずは私たちの施設のことを知ってもらう場を増やす目的で利用を決めました。掲載料無料という点に加え、正社員30万・パート15万というコストパフォーマンスの良さに惹かれたことも理由の一つです。サービス開始からまもなく、同エリアの掲載求人も少ない時期に利用を始めたことで良いスタートを切れたように感じています。求人の内容はもちろんですが、施設の良さや雰囲気、特長を知ってもらう場として活用できることをとても嬉しく思っています。
保育士スカウトを実際に使ってみていかがでしたか?
佐伯さん:まず、興味を持ってくださっている方と直接やり取りができる点が魅力です。メッセージを送ると、その方の既読状況や最終閲覧履歴などをリアルタイムで確認できます。こまめにチェックしていれば、時間のロスもなく非常に効率的なサービスですよね。他にも、登録者の就業状態や居住エリアなど、多項目から条件を絞れる点も分かりやすいです。「離職中」となっている方にはすぐスカウトメールを送るなど、スピード感のある動きが取れるので非常に助かっています。毎朝ログインし、閲覧履歴やメッセージを確認するのがすっかり日課となっています!
求人作成の際に工夫されているポイントはありますか?
佐伯さん:いかに選考へのハードルを下げるかを考えています。採用することだけを目的にしてしまうと、どうしても情報が淡泊になってしまう気がします。ですが、「まずは私たちの施設を知ってほしい」「見学だけでも大丈夫」という意識を持つと言葉の選び方も変わってきますよね。選考まで踏み切れない方にも気軽に興味を持ってほしいので、その点はいつも工夫しています。加え、情報の受け手が限定的にならないようにすることも心掛けています。私たちは、バリバリ働きたい方や子育てと両立したい方、どんな方の希望にもできる限り応える採用を行っています。働く環境の良さや業務の楽しさにも期待を持ってほしいため、そういった私たちの姿勢を言葉で伝えることを大事にしています。
他社の媒体と比べ登録者の違いはありますか?
佐伯さん:保育士スカウトの登録者は転職に対して熱量が高いと感じます。ハローワークは人材募集を担ってくれますが、応募後の求職者とのやり取りは私たちが行いますよね。応募があったその日に必ず連絡をするのですが、それでも電話が繋がらないということが過去に何度かありました。そうなるとやはりがっかりしますし、労力や時間の無駄だと感じてしまうんです。それに対し保育士スカウトでは登録者に直接メールで私たちの思いを伝えられるので、その点が面接や採用にも繋がりやすいのではないかと思います。返信のスピードや内容で、その方の温度感をある程度把握することができます。真剣に検討してくれているかどうかを事前に知ることができるのはありがたいですね。
今後、保育士スカウトへの要望や期待は?
佐伯さん:まずはやはり登録者が増えてくれることに期待しています。私たちの施設がある砥部町は郊外のため、今は近隣都市の方まで含めてスカウトメールを送っています。サービスがより普及し、郊外でも一定の登録者数を担保できればより効率の良い採用ができると感じています。また、保育士スカウトに限った話ではありませんが、私たちのような療育施設に興味を持っている方がより挑戦しやすい求人情報になれば良いと思っています。業務への不安は、見学や体験で払拭できるようにするのが私たちの役目です。まずはやってみたいという気持ちを大切に、気軽に応募をしてほしいと思いますね。そのために私たちも、日々掲載内容の見直しをしていく予定です。
取材協力
株式会社パーソナルアシスタント青空
【企業概要】https://pa-aozora.com/services/houkago.html
とべこどもデイ青空を運営する株式会社パーソナルアッスタント青空は愛媛県内に5つの放課後等デイサービス事業所を運営しています。「青空」の放課後等デイサービスでは、学校に就学しているこどもさんを対象に、療育、作業活動、園芸、パソコン、ムーブメントなど諸活動の中でこどもさんが生き生きと過ごせる環境作りを目指し、ご家庭、学校、医療機関etcとの連携のもと、個別支援計画を作成し、より充実した就学、就労、就生活を地域でおくれるよう運営しています。
(インタビュアー:株式会社アスカ今野、船本)