2022.05.25

【導入事例・福島県】人材の“質”強化を目指しスカウト利用を開始。Iターン・Uターン採用に繋がる情報掲載にも期待!

お話を伺った人: 学校法人 若松幼稚園
認定こども園 若松第二幼稚園
園長 上嶋 啓子 様

保育士スカウトを使ったきっかけは?

上嶋さん:認定こども園に移行し有資格者の人数が足りず困っている状況の中、理事長からの勧めもあり今回の利用を決めました。夕方以降の預かり保育や土曜日に対応できる保育士を採用すること、つまり数ではなく質を担保することが目的でした。毎日パソコン作業を行う時間があるので、メールやHPを確認する流れで保育士スカウトにログインしています。そのようにルーティンの一部に組み込んでしまえば、過度に負担が大きくなることなく利用を続けられるように感じます。また、保育士スカウトの紹介料は固定金額という点も安心して利用ができた理由の一つでした。

サイト操作や面接までの流れはいかがでしたか?

上嶋さん:サイトの操作で特に難しいと感じる点はありませんでした。事前にメッセージを通してお互いに質問することも可能でしたが、私は対面でのお話や印象を大事にしたく、敢えて事務的なやり取りのみ行いました。その方が送信する手間も省けますしスピード感も出ますよね。私たちは、面接に来ていただけた時点で基本的には採用する気持ちで臨んでおり、私を含め職員3~4人がその場に同席します。複数の職員と話すことで園の雰囲気を掴んでいただけると思っていますし、私も他の先生の意見を参考にしたうえで採用ができるので助かっています。せっかくのご縁なので、お互い長く働く気持ちで具体的なお話ができたらいいですよね。

これまでどのような採用サイトを使っていましたか?

上嶋さん:ハローワークや自社HPをメインにいくつかの求人サイトを利用していますが、応募状況は芳しくないですね。最近はLINEやインスタグラムでも情報配信を行っています。媒体が多ければ保育士さんが触れられる情報量も必然的に増えるので、それらを強化することで総合的な採用力にも繋がるのではと考えています。また、これはあくまでも私の考えですが、保育士さん側はやはり紹介会社や専門サイトを介しての応募の方が安心なのではないでしょうか。園のHPを見て直接お電話してほしいというのが本音ではありますが、心理的なハードルが高いことは私も理解しています。保育士スカウトは園と求職者が直接やり取りしますが、メールという手段が気軽さにも繋がっているように感じます。時代に合わせた採用ツールをこれからも活用していきたいですね。

他社の媒体と比べ求職者の違いはありますか?

上嶋さん:保育士スカウトは有資格者や現場経験者の登録・応募をしっかり担保できるという点が一番のメリットです。ハローワーク利用時の大きな課題は、有資格者からの応募が来ないという点でした。地元で仕事を探している人全員が対象なので、条件さえ合えば無資格の方も気軽に応募ができてしまうんですよね。応募数を確保するという意味では良いのですが、やはり私たちの職種は資格や経験の有無がとても大切です。ハローワークからの応募はそういった質の面で不十分と感じる時がやはり多かったですね。今回は保育士専門の紹介会社であるアスカさんが運営しているサイトという点が、有資格者・経験者を採用するために大事なポイントとなりました。

今後、保育士スカウトへの要望や期待は?

上嶋さん:求人以外の情報も配信できる機能があれば有難いなと思いますね。例えば、新卒者募集のために大学などにお渡ししている園の情報もこのサイト上で確認出来れば、より園を知っていただけるきっかけになるような気がするのです。また、それが可能になった折には配信範囲の拡大にも期待しています。特に私たちは、保育士さんのIターン・Uターンを積極的に応援しています。例えば首都圏にいる方向けに、地元に戻るきっかけ作りや求人探しに役立つコンテンツが増えてほしいですね。登録者の出身地ごとにスカウトを送れるなどのサービスがあればより充実すると思います。今後に期待しています!

取材協力

学校法人 若松幼稚園 認定こども園 若松第二幼稚園
【施設概要】https://wakayou-aizu.com/school02/
福島県会津若松市にある認定子ども園若松第二幼稚園は明治27年に第一幼稚園の分園として設立した大変歴史のある幼稚園です。そして昭和55年に現在の場所に移設されました。若松第二幼稚園小学校の近隣に位置していることから地元との結びつきが大変深い幼稚園です。自分のことは自分でやり、積極的に行動できる子どもを教育目標としています。
(インタビュアー:株式会社アスカ今野、坂平)

 

若松第二幼稚園が使った保育士スカウトについて詳しくはこちらから